柿右衛門と鍋島
出光美術館で開催されいる「柿右衛門と鍋島」へ
hichaさんと行ってきました。
作品数の多さもさることながら、
完璧な状態で保存されていて、
その当時のままの形で目の前にある器に
ガラスの向こうにあることも忘れて
思わず身を乗り出して見ちゃいました。(^^;)
何より一番感激したのが、
柿右衛門をまねたマイセンの器との対比でした。
隣に並べてあるマイセンのそれは
柿右衛門に似ていながらも、やはり洋食器。
柿右衛門の図案に描かれていた「芝垣」を
何だと思ってまねて描いたのか
想像するだに楽しかったです。
(もちろん、私も「芝垣」がなにものか解らないんだけど)
今見ても斬新なデザインのものや、
美しいフォームや、凝った装飾。
特に何代目かの柿右衛門はいたずら心が満載で
壺の上に鶏や獅子がのせてあったり、
ドットの服を着た獅子もいました。(^^;)
それにしても、赤絵の赤はすばらしい。
今の赤とはまた違い、上品で重みがある。
瑠璃も今の知っている瑠璃とはほど遠い渋い色でした。
数がいっぱいあって、ひたすら
一生懸命見て回ったのだけど
たくさんごちそうを食べたあとのような
満足感でいっぱいでした。
チケットをくださった後輩のCさん、
本当にありがとうございました。
今度は一緒に見て回りましょうね。
| 固定リンク
| コメント (2)
| トラックバック (1)
最近のコメント