柿右衛門と鍋島
出光美術館で開催されいる「柿右衛門と鍋島」へ
hichaさんと行ってきました。
作品数の多さもさることながら、
完璧な状態で保存されていて、
その当時のままの形で目の前にある器に
ガラスの向こうにあることも忘れて
思わず身を乗り出して見ちゃいました。(^^;)
何より一番感激したのが、
柿右衛門をまねたマイセンの器との対比でした。
隣に並べてあるマイセンのそれは
柿右衛門に似ていながらも、やはり洋食器。
柿右衛門の図案に描かれていた「芝垣」を
何だと思ってまねて描いたのか
想像するだに楽しかったです。
(もちろん、私も「芝垣」がなにものか解らないんだけど)
今見ても斬新なデザインのものや、
美しいフォームや、凝った装飾。
特に何代目かの柿右衛門はいたずら心が満載で
壺の上に鶏や獅子がのせてあったり、
ドットの服を着た獅子もいました。(^^;)
それにしても、赤絵の赤はすばらしい。
今の赤とはまた違い、上品で重みがある。
瑠璃も今の知っている瑠璃とはほど遠い渋い色でした。
数がいっぱいあって、ひたすら
一生懸命見て回ったのだけど
たくさんごちそうを食べたあとのような
満足感でいっぱいでした。
チケットをくださった後輩のCさん、
本当にありがとうございました。
今度は一緒に見て回りましょうね。
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コメント
おお?もうアップしている、、
今日はどうもありがとうございました。
それからチケットを下さったお友達のCさん、
お陰様で、陶片木さんと一緒に楽しませていただきました。
ありがとうございました。
ほんと、深い赤の色がとてもよかったですね。
自分のやっている土ものとは全く違いますが、
最初は唐津の窯で始めた、って書かれていて、ちょっとびっくり。
繋がっているのね、、、って、思いました。
帰り、そそくさと忙しくして、ごめんなさいね。
またよろしくね。
投稿: hicha | 2008/05/30 21:04
hichaさん、コメントをありがとうございました。
今日はありがとうございました。
すばらしい展示でしたよね。
赤絵の赤って、いろいろあるのですね。
何百年の時を経てもその赤がそのまま生きていて
それがすごく目を惹きました。
また、ご一緒に展示会を見に行きましょうね。
今日は楽しかったです。
投稿: 陶片木 | 2008/05/30 22:50