陶磁の東西交流
仕事帰りのアフター5を
hichaさんと一緒に出光美術館へ行ってきました。
今回の展示は「陶磁器の東西交流」
17~18世紀に作られた柿右衛門が
遠くヨーロッパの貴族たちに評価され
ヨーロッパ中に影響を与え、
西洋、中国、日本と磁器も発展し
切磋琢磨し洗練していった様をかいま見るような
比較展示されている陶器たちを見てきました。
出光佐三ならではのコレクションの数々を
一堂に会して見ることができるこの展示は
他の美術館では見ることのできない比較展示があるのが
とても興味深いです。
柿右衛門の描く見たことのない日本の景色を、
想像しつつ模倣して描かれた芝垣や縁側。
逆にヨーロッパの発注である「ケンタウロス」を
想像して描いた絵皿を見つつ、
思わずほほえましく感じました。
世界からの発注の応えた日本の磁器が
ヨーロッパ中を駆けめぐり
今もこうして大事に保存され残っている。
先人たちが残してくれた大事な財産を
こうやって観られるのは幸せです。
初めて、学芸員さんのお話を聞きながらの
鑑賞だったのですが
学芸員さんの作品への思いと
作った陶工たちの思いと
大事に残していってくれた人々の思いと
どれもがしっかりと響いてくるようでした。
出光美術館では今回、「染め付け講習会」があります。
今回の展示を観に来た人から
先着順で受け付けています。
日程: 11/16(日)、26(火)
12/3(水)、7(日)、10(水)
時間: ①13:00~ ②15:00~
募集人数: 各回5名(定員に達し次第締め切り)
受講料: 2000円(材料費・焼成費・配達料込み)
申し込み: ミュージアムショップのみにて受付中。
(電話・メールでの受付不可)
チケットをくださった後輩のCさん
本当にありがとうございました。
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コメント
昨日はお仕事あとのお疲れの時間にお付き合い下さってありがとう。
学芸員さんの説明、ほんと、よく解って面白かったですね。
またの機会もどうぞよろしくお願いね。
お友達にも感謝です。
お疲れ様~
投稿: hicha | 2008/11/08 09:34
hichaさん、昨日はありがとうございました。
学芸員さんのお話勉強にもなったし
視点も変えた見方は面白かったです。
次回、絵付けの講習もよろしくお願いします。
投稿: 陶片木 | 2008/11/08 13:37