茶陶の道
出光美術館で開催中の「茶陶の道」の展示を観てきました。
天目、青磁、赤絵の作品が一堂に会したように並べられています。
福建省の名前はニュースでたびたび聞いていたのですが、そこが天目を始め陶器の郷で会ったことを知りませんでした。
そこから日本に、茶の道具がたくさん届けられたそうです。
中でも「油滴天目茶碗」は秀逸でした。
禾目茶碗の形態がこう言う形なのねと、今頃解ったところでもあります。(^^;)
茶碗の中に文字や図が施してあるもの、天目茶碗には専用の台座があったこと、福建省だけではなく中国全土に分布されている陶器の種類や郷の地図に、いつの日かそこにいって本当の作陶風景を見てみたい気持ちにもなりました。
出口間近で見た鉢が見事で、名前を記憶していないのが残念なのですが、フォルムと言い、デザインと言い、この時代にこの作品があるというセンスに惚れ惚れとしちゃいました。
明るい時間に出かけたので、東京駅のイルミネーションを見ることができなかったのですが街中はすっかりクリスマスモードですね。
どこもかしこもリボンでディスプレイされていて、私もクリスマスプレゼントが欲しくなってしまった。(笑)
| 固定リンク
コメント
>出口間近で見た鉢
不確かですが、乾山の鉢かも…。
もし合っていたら次回の予告展示用だそうです。
次回にまた展示するようですので、
ご確認いただければ、と思います(*^_^*)
投稿: chikayama | 2010/12/23 16:57
chikayamaさん、コメントをありがとうございました。
いつもありがとうございます。
出口間近のあの作品は乾山の鉢だったのですね。
名前を記憶していなくて、あとで図録を見ても思い出せないままでした。
透かしもあって、フォルムも美しくきれいでした。
次回の展示なのですね。
楽しみです!\(^o^)/
投稿: 陶片木 | 2010/12/23 22:51