嵐の中の芸術鑑賞(^^;;;
雨は降らないの?と思っていたらスコールのように降り、降るんだ!と思ったらやむ。
実に気まぐれな嵐のようなお天気の中、上野の国立美術館で開催中の「レンブラント」と、日本橋三越で開催中の「東日本伝統工芸展」にポピンズさんと一緒にいってきました。
「雨女じゃないのに、なんなんだ、今日の雨は!早く入れて欲しい!!」
と言いつつ国立美術館の前で待つこと数分。(笑)
でもこの天気のおかげか意外と空いていて、スムーズに中で鑑賞できました。
レンブラントのエッチングなどの版画を観たのは初めてでした。
その版画で好んで使った紙が「和紙」だったそうです。
西洋紙と和紙で刷った場合の比較など、いろいろな紙で刷った作品が並べてあったのですが、きれいな真っ白な西洋紙に刷ったものは、光の部分がより明るく蛍光灯の光のようにまぶしく感じるのに対し、和紙で刷ったものは太陽の光のような暖かさがありました。
それはたぶん、レンブラントが狙った光の色だったのではないかと感じられました。
ただ、紙質によってこうも違うのかと思えるほど版画のインクの出具合に違いがあり、何が描かれているのか解らないくらい真っ黒になっているものも多かったです。
レンブラント以前の版画は常設展でも展示してあったのですが、同じくエッチングやエングレービング、ドライポットで描かれ、平坦で線描だけの世界であったのに対し、レンブラントのそれは濃淡で光と影を見事に描き出してありました。
それはもちろん、原画である銅版自体にも感じさせられました。
自画像の多い作家として有名なレンブラントには、様々な表情の自画像も多くありました。
ポーズもしっかりとったものも多く「もしかしてナルシスト?」と思ってしまいました。(^^;)
早めのランチを食べ、その次に先生の作品の展示がある日本橋三越の「東日本伝統工芸展」へいきました。
入り口にはいるとすぐに、知っている作家先生方の作品が次々とあります。
桃青窯先生をはじめ、菊池先生、一閑先生、藤井先生、先日「現代工芸アート」でご一緒だった先生方も幾人かいらっしゃって、以前お宅までおしゃまして教えて頂いた陶酔さんなどなどたくさんの先生方がいらっしゃいました。
三越のデパ地下でお菓子を買ったのに、「バスに乗って大丸に行く」というポピンズさんを追い三越前から「メトロリンク日本橋」にのって大丸へ。
くるくるとバスで東京観光をして東京駅へ到着。(笑)
ポピンズさんは「大あくび」を買っていきました。
これがあるなら、三越で買わなきゃ良かった!(ーー;
と若干後悔しつつお互い帰路へ。
でも、帰りの車中、「やっぱりもっとお菓子が欲しい!」とちょっと遠回りして再度上野までいき、ecute上野でおからのドーナッツを買って来ちゃいました。
(人がいっぱい並んでいたので買ってみました。)
ということで、いっぱい歩いたし、いっぱい観たけど、いっぱい食べるものも買って来ちゃいました。(笑)
だから痩せられないのよね~~(^^;;;
写真はたねやのヨモギまんじゅうと、ecute上野のおからドーナッツ。
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