母娘ソウル珍道中記2日目
早起きはご老人の証拠!と娘から笑われたけど、枕が変わると早起きしちゃうデリケートな私。(^^ゞ
今日は私の希望で利川にある陶芸村へ行こうと、8時前にはホテルを出発して近所のパン屋さんでパンを一つ食べいざ出陣!
本当は陶芸村ツアーににはネットで申し込めるものもあり、それで行こうと思っていたら「自力でいけるから!」と譲らない娘。
初日に会った現地ガイドさんがすごくいい方で、その話をしたら、「ホテル最寄り駅からソウルバスターミナルまで地下鉄で行きなさい。乗り換えはここです。そこで高速バスに乗り利川へ行きなさい。そしてチケット売り場でこれを見せなさい」と『私たちは利川へ行きたいです。チケット売り場はどこですか?』と書いてくれたのです。
お守りのようにしっかりとそれを財布にしまいつつ緊張が走ります。
とりあえず高速バスターミナルまでは順調でした。
さて、利川だよ・・
チケット売り場はあそこだねと話していたら「迷っているの?」と日本語で知らないおじさんが話しかけてきました。
「もしや悪い人?」とドキドキしつつ「利川まで行こうと思います」と答えたら「高速バスのチケット売り場はここだよ」と案内してくれて、窓口のお姉さんにそれを伝えてくれたのです。
そしてバス乗り場の番号の説明をしてくれたあとに「私は20年山梨にいたことがあるのです。日本語が懐かしくてね」と。
そうか、いい人だったんだ!悪い人かもって疑って御免ね!おじさん!と心から反省!
おじさんとはそこで別れて、バスの時刻までまだ時間があるのと、娘の靴底が薄かったために足裏が痛み出したので、つたない英語とジェスチャーでパスタイムを購入。(笑)
さらに時間があったためソウルフードの一つ『海苔巻き』も食べてみました。
お写真は残す前に完食!(; ̄ー ̄川 アセアセ
日本の太巻きとそっくりですが、酢飯ではなく普通のご飯であることと、中味はスパムやキムチなど日本とはちょっと違いました。
でも、おいしかった!
この日は、ソウルナビで調べてあった予報とは違い雨模様。
なのに初日は持ち歩いた折りたたみ傘を、今日はソウルナビを信じてホテルに置いてきたし・・・(ーー;
急遽傘も買い、終点の利川まで!
そして教えてもらったとおりそこからタクシーで陶芸村へ。
でも、またこのタクシーが怖かったのです。
最初のメーターは2300W。
動かないからのんびりしていたら急にカシャカシャ回転よく数字がアップして行くじゃないの!(|||_|||)ガビーン
ウォンだから2300wだと230円×0.8くらいでたいした金額じゃないけど4桁の数字が心臓に良くない!
どこまで行くの?(O_O)
と思っていたら「6500」で止まりました。(^^;;;
さぁ、いよいよ陶芸村ですよ!\(^o^)/
と、期待すると外す私・・・
日曜でお休みも多かったのと、ほとんどが既製品ばっかりでオリジナルがなくてちょっと残念でした。
とりあえず韓国らしい象嵌の小さな壺を一つ買って、そこで『タクシーを呼んでください』とお願いしてみました。
すると「目の前から出ているバスで行きなさい。それなら1000wで利川へ行けますよ」と日本語で教えてくれました。
陶芸村は日本語のできる人が多くて、陶器のお話をするのはすごく楽しかったです。
待つこと3分。すぐにバスが来ました。
「市外バスなんて予定外だよ」と、さすがの脳天気でなにごとも気にしない娘も緊張してきたのか、地図と道路標識で「いまここら辺だからまだ駅は先だね」と必死。
今度は終点が利川とは限らないから降りる場所に気をつけないと!と。
いっぱい人が降りた駅で、試しに運転手さんに「利川ステーション?」と聞いてみるとたぶん「そうだよ」と答えているようだ。(^^;;;
なので一か八かで降りてみる。
天気は悪いが、今日は運が良いみたいで正しかった!\(^o^)/
さて次はまた難題。「水原華城」へ行くのだ。
ソウルバスターミナルから利川へ行ったように、今度は利川から水原へも高速バスで行く。
同じようにチケットを買って、同じように時刻が来たら出発。
そして終点だから気持ちがちょっとだけ楽。
水原に着いてすぐにインフォメーションを見つけ、そこで日本語の話せる方がいらしたので
「ここはお肉が有名と聞いたのですがおいしいお店を紹介して頂けますか?」と
「水原華城へいきたのですが、どうやっていったらいいでしょうか?」と二つお聞きしました。
そしたらすごく丁寧においしいお店と、水原華城へのバスのアクセス方法を地図に書いて教えてくれました。
すでに1時半もまわりおなかもぺこぺこ。
おいしいお店に期待してメニューを見て「ちょっと高いかも」と思いつつ待つこと数分。
まずはお肉登場!
見た目はいまいちですが、食べたらおいしい!
そして持ってきたお姉さんが「つけだし」と言いつつハングルで話しながらキムチやスープを出してきたのです。
私はてっきり「漬ける出汁」だから「漬けるタレ」を持ってくるね!と言ったのかなと思い、娘は「付け足し」って聞こえたからそれはこのキムチ?と思ったそうです。
そしたら次にこんなになるまで、ガンガン持って来ちゃったのです。¥(◎日◎)¥ガピー
下はちょっと時間差で持ってきた豆腐チゲもです。
焦って「頼んでいないのになぜ?」
と慌てて給仕してくれたお姉さんに必死で訴えたところ日本語を話せるスタッフ登場。
日本語が話せる方とは知らず、娘がガイドブックにあるとっさのハングル講座に載っていた
「これは注文していません」と書いたハングルを見せると日本語で「これはサービス品だから安心してくださいね」と。
でも、今度は日本語のできるその方がガイドブックに反応して「ちょっと写させてください」と。
「うつす・・・ってコピー?」
「そばにセブンもあるしね・・なんだろうね?」と待つこと数分。
全部コピーした紙を見せてくれて「ありがとうございました」と。
接客の勉強するのかも。偉いなぁ。
それにしてもキムチはおいしいし、カボチャのちぢみも意外とおいしいし、好きなものだけきれいに平らげちゃうとさっきの給仕をしてくれたお姉さんがやってきて
「もう一回?」と聞いてくる。
いくら私のおなかがブラックホールでも、これ以上ご勘弁を!状態でお礼を言ってお断りしました。
もしかして、器を空っぽにするのは失礼な文化なのでしょうか?
空になった皿は空いたあと撤収していました。
動くのがやっとの重たくなった身体を引きずり続いてのミッション地「水原華城」へ。
インフォメーションでは「バスで行きなさい」と言われたけど、脳みそまでおなかいっぱい気分で頭が働かずタクシーに乗ってしまいました。
ここは「チャングムの誓い」の撮影場所にもなったそうですが、私はドラマを見ていなかったので思い入れはあまり感じませんでした。
でも、前の日に見た宮殿に比べて古く趣はありました。
生憎「八達門」は工事中で見ることができず、代わりに「華虹門」を見てきました。
この日も雨でしたが、私たちがソウルへ行く前3日間で降った雨は、ソウルの降水量の半年分だったそうで水の勢いがすごかったです。
そこから下へ降り長安門を見て帰路へ!
とにかく「水原駅」へいければ帰れるだろうと、甘く考えバスで水原駅へ。
しかしこのバスも難しく、行く先はハングルだし、待っているのに止まってくれずとっとと行ってしまう。(ーー;
「水原」と見えたハングルのバスに手を振り車道に飛び出しやっとこ乗れました。
やっとの思いで無事水原駅に到着。
そこで前の日から買い続けている簡単地下鉄切符の求め方で買おうとするが、水原は東京で言うと「JRとメトロを一緒に買う」感じで乗り換えも解らないし、ソウル市内の販売機のように簡単ではない。
駅員さんは見あたらないし、人がいっぱいで販売機の前でもたついていると後ろからいやな顔されるし、意外とチキンな心臓も持っているので娘と二人隅に行き「どうしよう!帰れない!」(ToT)
とりあえず、ソウルかミョンドンか駅名検索でやってみよう!とミョンドンを見つけてやっと切符を買って車内へ。
「ここまでくれば楽勝と思っていたのがまちがいだったね」とお互いの甘さを反省して、乗換駅を間違えはしたもののミョンドン到着!
ほっとしたらおなかが空いた。(笑)
「まだ冷麺と、三枚肉と、ビビンバとサムゲタンを食べていない!」と卑しいことを言いだし、ミョンドンにある冷麺横町へ。
地元の人がいっぱいのお店に入ったけど、これはいまいちだったかもでした。(v_v)
| 固定リンク
コメント
韓国は行ったことがないですが
ダンナと韓国の方がやっている焼き肉屋さんへ行ったら
やっぱり頼んでないのに
まわりじゅうにたくさん小鉢が並んで
ビックリした事があります。
韓国ではこれが普通なんですね。
日本に旅行に来た方は 量が少なくてビックリ?
投稿: hiyoko | 2011/08/02 23:59
日本の居酒屋で言う「お通し」みたいな感じに
頼んだ料理の前に漬け物やスープがドカドカって小皿ででてきますが、
無料サービスで出てくることがほとんどみたいね。
最初、僕も面食らいましたよ。
それと、食べ残すのは「もうお腹いっぱい」のサイン(空っぽは逆ですねw)なので遠慮なく(^^;
あとやっちゃうのが、器や椀を手で持って食べちゃうこと。こればっかりは習慣になってるのでついついご飯茶碗を手で持って食べちゃうんだよねえ… ちなみにご飯茶碗は金属製の場合が多いのでめっちゃ熱い(笑)
投稿: くっきも | 2011/08/03 13:23
hiyokoさん、くっきもさん、コメントをありがとうございました。
hiyokoさん
小鉢がいっぱいはあたりまえだと今日職場でも言われました。
知らなかったです。(^^;;;
日本にいらした韓国の方はビックリですよね。
日本のお店と比較すると何倍もの量です。
そしておいしい!
韓国は楽しかったです。
是非是非hiyokoさんもご主人様と!
くっきもさん
ドカドカ多過ぎて面食らってしまいました。(笑)
お店は高級そうなお店だったから高いのかなと思ったのですが
2000wでこの量はお得だと思いました。
私ったらどこででもお椀を持っていました。( ̄□ ̄;)!!
いけなかったのですね。
知らないって恥ずかしい!(; ̄ー ̄川 アセアセ
投稿: 陶片木 | 2011/08/03 18:40