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2012/01/15

上田宗箇

明日までということで、今日急いで行ってきました。

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今まで聞いたことはなかった、戦国の武将であり、茶人、陶芸家、作庭家でもあった宗箇。
武将である荒々しさと、茶人でもある静けさとを持ち合わせており、また、利休、織部双方から学んだ美を融合させた「ウツクシキ」世界を作り出した芸術家でもあります。

私は茶道が解らないので陶器中心に見てきたのですが、宗箇の代表作「さても」はまさに利休と織部の目指した物の融合した世界そのものでした。
へらで勢いよくそぎ落とした表面。
刀傷のように正面にあてた傷。
その手にしっくりと収まりそうな柔らかい一面もあり、触れてみたいという衝動に駆られました。

中途半端な知識しか持ち合わせない私が語るより、youtubeに番組がたくさんアップされていましたのでそちらをご覧ください。(^_^;)

戦いの庭


美しき武家茶道


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もちろん撮影禁止なので、絵はがきを撮影。(^^;
宗箇の「さても」茶碗と、彼の書です。

宗箇にあやかってなのか、会場の外では「広島物産展」も開催されていて、ソースのにおいに誘われて広島風お好み焼きを買ってしまいました。(^▽^;)

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でも、私は大阪の方が好きかも。
(。_゜☆\ ベキバキ


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コメント

素晴らしい展覧会だったようですね。
せっかく誘っていただいたのに、
都合がつかなくて残念でした。
そういえば、このところずっと引きこもり状態で、
もう一月電車に乗ってない気がします。

お茶をやっていても、全然勉強していなくて、
実は上田宗箇といっても、読み方さえ知らなかったです(^^ゞ
お茶碗見たかったわ~

投稿: hicha | 2012/01/15 20:57

hichaさん、コメントをありがとうございました。

昨日は急にお誘いしてしまい申し訳なかったです。
たぶん、hichaさんのように茶をなさる方には、興味のある展示だったと思います。

あの夏の陣の最中に、竹藪で茶杓を作ったそうです。
それも展示されていました。

ガラスの向こうに鎮座している茶碗は、凛としていて素敵でした。
釉薬の色も素敵でしたよ!

投稿: 陶片木 | 2012/01/16 18:52

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