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2012年3月

2012/03/24

美術館のはしご

今日は出光美術館で開催中の「古筆手鑑」と、サントリー美術館で開催中の「東洋陶磁の美」を見てきました。

「古筆の手鑑」の手鑑とは「代表的な古筆切(こひつぎれ)やその写しを集めて帖(じょう)に仕立てたもの。もと古筆の鑑定用として作られた。古筆手鑑。手本。模範。」とyahooの辞書にあります。
要するに古筆のアルバムってことなのですね。(^^;;;

陶器を見るときよりも年配の方が多かった今日の出光です。
聖徳太子、和泉式部などの筆をお手本としたものもあり、筆自体も平安時代のものも多く、仮名文字の美しさにほれぼれしました。

その足で、初めてのサントリー美術館へ。
「駅から直結」とありますが、でも、改札から歩く歩く・・・
ここはどこ?のお上りさん状態でやっと3階にある美術館へ。

こちらは世代が様々で、若い人はカップルが多かったです。

最初は中国の陶器。
これがどれを見てもすばらしいの一言。
よくまぁ、この時代のものが残っていてくれた。
その完成度の高さにひたすら感激しました。

豊臣秀次所有だったという油滴天目の器もすごい迫力でした。
主亡き後、前田家に所有されていたようです。

4階から3階の展示場へと階段を下りると、今度は韓国の陶磁器。
去年行ってきた韓国で見た器がたくさん展示されていました。
その中に、今ほど出光で見てきたタケノコ形の茶器がありちょっとビックリしました。

今まで展示会に行ってもパンフレットなど買ったことがない私ですが、「今日は買いたい!」と出て速攻売店に。
でも、いざ手に取ってみると、今見てきたすばらしさの方がすう百倍勝っていて、写真は確かに美しいのだけど質感とか伝わり切れていなくて買わずに帰ってきました。

でも、脳裏に納めるといっても、今日見てきたものすら曖昧になりつつあるこの脳みそ・・・(^。^;)
やはり買うべきだったか?(笑)

それにしても六本木はおしゃれな街ですね。
そして異国の人も多く、また、なぜか赤ちゃん連れも多かったです。
(それも1歳未満の赤ちゃん)

古代の人の工夫と、飽くなき探求心の結集を観てきて、私も勉強しなきゃと反省しました。
でもね、明日になると忘れるこの脳みそが不安。(^^ゞ

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2012/03/18

ぼたもち

お彼岸ですね。
先日、お墓の掃除もいったし、今日は雨だしとヒッキーになってぼた餅を作りました。

でも、餅米も小豆もひねで、なかなか煮えない小豆にイラットしちゃいました。(v_v)
(圧力鍋で炊いたのに・・・)

やっと指でつぶせるくらいになったので砂糖と塩を入れつぶしてあんこに。
餅米も半分つぶしながらきなこと小豆で全部で10個つくりました。
子供がいないと食べる分だけだから少なめです。

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(にしても二人で10個は多いか?(^。^;))

父の写真にお供えしたものをのぞいてすべて完食!
見た目は小豆がつぶつぶ黒光りしていますが、柔らかく煮えました。

一雨ごとに暖かくなってくるようで、今夜はエアコンもつけずに過ごせます。
これで花粉が飛ばなきゃいい季節になるのになぁ。(笑)

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2012/03/16

初観劇:大衆演劇

先日、ランチを一緒に食べた友人がはまっているという大衆演劇に連れて行ってもらいました。(^^;;;

テレビで見たことはあるけど、実際にみるのは初めて。
カルチャーショックでしばし呆然!
少し時間が経っていろいろな物が見えてくると、そこには不思議な世界がかいま見えてきました。

行ってきたのは浅草寺のそばにある「木馬館」
いくとお姉さま方でほぼ満席状態。
友人は前の人のイスの背もたれにS字ハンガーを取り付け準備万端!
気がつけば周りのお姉さま方もS字ハンガーを設置済み。

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これで荷物はじゃまになりませんよ。(^。^;)

時間がきて幕が開き、いよいよショーの始まり。
爆音のような音楽と共に団員の踊りが続きます。
のりのりのお姉さま方の中で、一人取り残されたようにワンテンポ遅れる自分がいます。(^。^;)

トイレ休憩の後、第二部のお芝居。
笑いあり、殺陣ありの迫力のある舞台です。

その後座長の挨拶。
そしてまた休憩の後、第三部の歌と踊りです。

ここで友人がペンライトを出してきました。
「ちゃんと陶片木さんの分も用意してきたわよ!」と貸してくれたのです。
手にするのも、振るのも初体験!o(^o^)o

そしてこの最後のステージがカルチャーショックの世界でした。

テレビで何度か見たことのある、おひねりをお姉さま方が役者さんに渡していくのです。
それも小銭や千円札じゃないのです。
一万円札を数枚、襟元に大きなクリップで留めていったり帯に挟み込んだり。
あんなにいっぱい!と思わず目が釘付け!

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お姉さま方はスタンディングや黄色い声はありません。
代わりにマイクで団員の方が合いの手で「座長!」とか「すずこ!」と名前を入れていくくらいです。
なので静かに聴くことができます。

食事をしながら観劇もOKだし写真もOK。
舞台も近く、とても劇団の皆さんが身近なところに感じられます。
お値段もふつうのお芝居とは違い格安で、でもしっかりしたお芝居を上演しています。

友人の話では大衆演劇の芝居は台本はなく、口伝だそうです。
芝居の本数も何本もあり、毎日違う芝居が上演されているそうです。
観客は私よりお姉様がほとんどで若いお客さんは少なく、友人は大衆演劇の伝道師になるべく新しい顧客の獲得に孤軍奮闘しています。

ここはしょぼいブログではありますが、どなたかがご覧になって興味を持っていただき観ていただけたら、私以上にそのおもしろさを堪能されるかもしれません。

役者さんはどなたも美しかったです。
なによりもここの座長は女形が美しかったです。
もちろん男形も素敵でした。

役者さん目当てでも、お芝居目当てでも、その一座が目当てでも、長く続いてきた大衆演劇を維持するためにもより多くのかたに観ていただきたいと思いました。

最後にその美しい座長のお姿を。

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ホワイトデー

昨日、いつもお世話になっている藤澤さんからこんなにすてきなプレゼントをいただきました。
先日ドームでお会いしたときに、いつもチケットを送ってくださるのでそのお礼にと小さなチョコをお渡ししたらそのお返しだと送ってくださったのです。


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えびで鯛を釣ってしまったようで申し訳ないような、でもうれしくてすぐに使いたくてさっそく水に漬けてしまいました。(^^;;;

一緒にかわいいお菓子も入っていました。

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陶芸は相変わらずへたくそですが、いつもに的確なアドバイスをくださる藤澤さん。
本当に感謝です。
いつか香川まで講習を受けにお伺いしたいです。

本当にありがとうございました。

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