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2012年9月

2012/09/30

第36回お江戸オフ お台場~屋形船船遊び

29日の土曜日、台風にやきもきしましたがお江戸のメンバーの行いがよいので神様がオフ日和にしてくれました。(*^-^*)

浜松町で待ち合わせをして、まずは駅前にある芝離宮へ。
そこから海の方へ歩いて行きレインボーブリッジを目指します。

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これからこの橋を渡るんだ!と武者震い。(笑)
車のすぐ脇を揺れる橋に揺られながら歩くのは最初は少し怖かったのですが、いつの間にかその揺れも感じなくなり、周りの景色に目を奪われながらいつの間にかゴールまで歩いてしまいました。

ところでこの橋、チャリでは走ってはいけないそうでみなさん後輪を台車のようなモノに乗せて押していくのです。
でも、それを無視して乗ったりするとどこで観ているのか監視員がスピーカーから「そこの自転車に乗っている人!」としかられます。
また、スピーカーがないところでは警備員さんが全速力で声をかけながら走ります。
走る年配の警備員さんがこの暑さの中倒れないかと心配になってしまいました。(^^;

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やっとレインボーブリッジを歩いて渡った後、砲台の跡地のある台場公園にいきました。
知る人ぞ知るデートコースだったようで、お邪魔虫な私たちでした。(笑)

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ここから見た景色は、ペリーが来航したときに見た景色とは全く別物なのでしょうね。
芝生の脇には彼岸花が真っ盛りでした。

電車を乗り継ぎついにきました屋形船!
これからこれに乗るのね!o(^O^*=*^O^)o

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なんかいまいちな写真しか撮れない!(ーー;

というわけでデッキに上がって動画に撮ってみました。
でも、これもなんだかなぁ~

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途中、停泊していると佃煮を売る船と、アイスを売る船が近づいてきました。
こういう商売もあるんだと、それもまた感激!

貸し切りの気楽さもあって、船の中を揺られつつ自由自在に動き回り写真を撮ったり、窓を開け座って潮風を感じたり、暮れていく街を屋形船の中から愉しみました。
本当にこのオフを企画実行してくださったお江戸三人娘の皆さんに感謝です!

実は船酔いのお薬をビールで飲んで、完璧に酔っ払ってしまい頭は朦朧・・・
帰りの電車では乗り換えごとにゆれいとLeafさんに起こしてもらわないと意識不明状態だったのでした。(笑)
でも、船の上ではしっかりと天ぷらもごちそうになったし、揺れていたけど写真も撮ったし本当に楽しかったです。

いつもくっついていくばっかりで申し訳ないと思いつつ、次回をまた楽しみに待っています。(∩_∩)ゞ

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焼成

昨日、屋形船で大興奮しているときに、萩大リーグで作った器が自宅に届いていました。

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ご覧の通りの腰痛引きずったままの駄作です。(ToT)
でも、普段使いの器としてはいいかぁ?とムリムリ納得。(笑)


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しかし!陶板は焼成し直しです。

釉薬が濃すぎて溶けきれなかったそうで、家の窯で再焼成の予定となりました。
「釉薬が溶けて流れやすいから気をつけてね」とのアドバイスがあり、棚板にせんべいを敷いて焼くべきなのかなぁ?と考え中です。


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蹴ろくろで作った小皿を、先生の作った蟹の印花を押し化粧土を塗ったものは、底が切れちゃって失敗小皿だったのだけどかわいく上がりました。


大リーグに参加するならば、Accessの勉強なんてしていないでもっともっとろくろをもっとやってから行けばよかった。
先生が声をかけてくださったのに、遠慮しないで椅子の調整をしてもらい腰痛対策して作ればよかった。
と、後悔しつつも萩の土、萩の釉薬、萩の登り窯で焼いていただいた器たちは大切な宝物になりました。
下手なりに大事につかっていきたいと思います。

師匠の植草先生の器は浅草の田窯に置いてあります。
わら灰の作品が登り窯ならではの味わいのある器に仕上がっているそうなので、会いに行くのがすごく楽しみです。

あの夏の日からひとつき。
まだまだへたくそな陶芸ですが、これからも大好きな陶芸でいたいし、作る楽しみを味わっていきたいと思います。

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2012/09/23

おはぎ

春はなんだかんだといいわけをして作り損ねたぼた餅でしたが
秋は無性に食べたくなって作ってみました。

でも、大失敗!(v_v)
最初に煮たあんこをうっかり焦がしてしまい処分したあと、新しく豆を煮て味をつけようとしたら砂糖が少ししかない!Σ(|||▽||| )
あるのはざらめだけ。

それでもいいか!とそれで味をつけ、焦がすのが怖くてちょっと早めに切り上げたらどろどろのあんこ(ーー;

というわけで、あんこというより、かためのぜんざい風になってしまったあんこと、砂糖が少なくて代わりにコーヒーのグラニュー糖で甘みをつけたきなこのおはぎ完成です。(笑)

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とりあえずおいしかったです。(^_^;)

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2012/09/20

第59回日本伝統工芸展

昨日から開催されている、第59回日本伝統工芸展を観に日本橋三越へ行ってきました。

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ネットでご指導していただいている藤澤さんをはじめ、同じくネットで親しくしていただいている先生方、陶芸大リーグでお目にかかった先生方、現代アートフェアでお目にかかれた先生方と、たくさんの先生方の作品と会えました。
特に萩の先生方は、作品を実際に拝見したことがなかっただけにうれしかったです。

その藤澤さんに4時半にいけば会える!と、仕事帰りに勇んででかけました。

藤澤さんの作品は深く吸い込まれるような青の渦です。
丁寧に施した彩泥は何色にも渡り、釉薬も幾色も施し描かれており、しばしその渦に飲まれていました。

また、ネットで親しくしていただいているsannnougamaさんの彩泥や、藤井さんの吹染も本当にすてきでほれぼれとしちゃいました。

一通り観た後、藤澤さんはどこ?
もしかしてここって昨日から開催?
日にちを間違えた?
朝、確認したよね?>私

受付の方にお聞きしたら「先生方は昨日ですよ」と。
やっぱりぼけた!・゚゚・(×_×)・゚゚・。

とぼとぼ電車に乗り、帰りにメールでやはり今日お会いできる日だったと知り本格的に落ち込んでしまいました。
自分を信じてもっといればよかった!(v_v)

でもすばらしい作品を観ることができ、出光で観てきた白磁や青白磁の作品もを今までとは違う視点で見ることができて陶芸の奥深さ、広さを再確認しました。

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2012/09/15

お姫様

先日、出光美術館の白磁を見た後教室へ行き、次は半磁器で作陶してみたいと思いお願いしました。
ところがお教室には半磁器土はないとのこと。
「磁器ならありますよ」と言われたものの、半磁器をいじった記憶は「扱いにくい」で、それよりさらに扱いにくいと聞いている磁器土なんて絶対に無理だろうと思ったのですが、「お姫様だと思って大事に扱えば大丈夫ですよ」と。

というわけで先週初めてお姫様と向き合ってみました。
するとお姫様は本当にお姫様で、色白で美人なのですがとても気難しい!;
上には伸びるけど、横にはイヤよと広がらない。
10数個引いたところで力尽き、今日はその高台を削りました。

でもやはりお姫様です!
そう簡単には削らせてくれない!

悪戦苦闘は続き、削っている最中に次々と鏡から外れる。(ToT)
薄皮を剥ぐように削っても、カンナの力が強いのか外れやすいし、ましてやこちらの思い通りになんて絶対にいかない。
格闘むなしく、半分以上は破壊されました。(v_v)

本当は削り終わったら蛍手にしてみたかったのだけど、それは夢でした。
次回に穴を開けることにします。

写真を撮る気持ちの余裕もないまま帰る頃には腰もパンパン!
次回は色白のお姫様ともう少し仲良くしたいなぁ。

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2012/09/01

出光美術館~東洋の白いやきものー純なる世界

出光美術館で開催中の「東洋の白いやきもの」を後輩のゆれいと一緒に観てきました。

より白いやきものへの憧れと、熱心な研究と努力の結実である白磁。
釉薬の鉄分が抜けきれなかった結果、偶然うまれた青白磁。
南・北宋時代の白磁と青白磁は共に、フォルムも色も美しかったです。

中国の皇帝は白磁を愛用し、白磁が手に入らない庶民は白化粧を加飾した陶器を愛用した。
白への憧れは、新しい器の世界を朝廷から庶民へとどんどん広げていき、近隣である朝鮮日本の焼き物へも影響を与えていった。

神聖なる白いものを愛し、さらに白いものへと追求していく姿は時代を超えて響いてくるものがあります。
時代を経てその白を、よりいっそう白くそして薄くしていく技術。
国は違えども、その国々の視点で白を捉えているのが面白かったです。

日本の白天目も圧巻でした。
震えるくらい素敵でした。

そして今回はなんといっても仙厓もたくさん観ることができて嬉しかった!
このエスプリとユーモアに思わず笑みが浮かびます。

出光の東洋の白いやきものは10月21日(日)まで開催しています。
また列品解説もあります。

9月13日(木)、9月27日(木)、10月11日(木)
午前10時30分より

9月14日(金)、9月28日(金)、10月12日(金)
午後6時より

解説をお聞きした方が、よりいっそう白磁の世界を実感できるかもしれません。
また、白磁の世界の特別講義もあるようです。

興味を持たれた方は是非是非ご覧になってください。

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