海賊とよばれた男
残暑が厳しいですね。
何もやる気が起きず、土日と買い物以外でかけず久々に本を読みました。
すごい男がいたんだ!と、ただ、ただ感心するばかり。
気骨のある明治男子ここにありです。
そのモデルとなった出光佐三の愛した仙厓は、私も大好きなお坊さんです。(*^-^*)
エスプリとユーモアのあるその作品は思わず笑ってしまうものも多いです。
でも、その漫画のような絵の中には禅の教えがそこかしこにあり、出光美術館で再会する度に「あぁ、そうだ~」と頭を下げて教えを請うたような気になります。(^^;
作家の百田尚樹さんは佐三さんに惚れ込んで書いたのでしょうね。
こんな日本人がいたことがすごく嬉しく思えた一冊でした。
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