興福寺 仏頭展
芸大美術館で開催中の「興福寺・仏頭展」にTompeiさんとゆれいと行ってきました。
興福寺の阿修羅像とは4年ほど前にゆれいと観てきたのですが、その際、360度ひと回りしてみられる展示に嬉々として大興奮だったのです。
そして今回の仏頭展でも、360度くるりと一周して観ることができました。ヽ(^0^)ノ
今回はその仏頭と、それをお守りする板彫十二神将像と、木像十二神将像とが一堂に会する史上初の展示だそうです。
そしてお守りすべき仏頭と守護神との再会はなんと600年ぶりだそうです。
暗いお堂の中ではなく、照度のある展示場で、彼らは何を語るんだろう?
そんな妄想と共に、しみじみと拝観しました。
仏頭は、遙か悠久の時を経て、火事や落雷などの災害に遭い、頭部の一部や耳などに欠損があるもののお顔はほぼ無傷で残り気品あるほほえみをたたえています。
角度により表情も変わり、シンメトリーではない頬は、仏像らしからぬ表情でもあり、またすべてを包み込むような暖かな表情でもあります。
その薬師如来を守る守護神と共に同じ空間にいられる幸せ。
芸術の秋にふさわしい、素敵な鑑賞会でした。
ランチに上島珈琲のサンドイッチを食べたのですが、遅くまで出歩いたらすっかり腹ぺこで5時くらいからおなかがぐるぐる鳴ってしまいました。(笑)
Tompeiさん、ゆれい、ありがとうございました。
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