出光美術館~仁清と乾山京の工芸
晩秋の秋晴れのお天気の中、出光美術館で開催中の「仁清と乾山」の展示を観にいってきました。
京焼は高いからというイメージしか持っておらず、いままであまり興味もなかったのですが、今日開眼しました。(^^;
本当に素敵な器がいっぱい!
今回の展示作家は、野々村仁清と尾形乾山。
仁清が藩主や大名に仕えた陶芸家なら、乾山は器を使う方の陶芸家。
その違いが如実に作品に出ていて、それもまたおもしろい点でありました。
仁清の匠の技というか、美しいフォルムに美しい白釉や蒔絵や屏風絵のような色鮮やかで美しい色彩が描かれた陶器。
対して、乾山は遊び心満載で、解る人にはたまらない楽しさを感じられる陶器。
いずれも京焼の原点ともなる器なのですね。
そして出光ならではの対比展示。
狩野重信の芥子の屏風と仁清の芥子の壺は、百聞は一見にしかずでした。
普段見ることのできない重文や個人の所有する貴重な陶器を一堂に会してみることのできた貴重な展示だったと思います。
帰りに初めて国際フォーラム前にある出張販売(?)の車でお弁当を買いました。
限定100食750円。
ボリュームも、お味も最高でした。(*^-^*)
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