今日は半休をもらい美術館のはしごをしてきました。
このごろ弾丸の多い私ですが、今日もタイトに突っ込みすぎでした。(^_^;)
最初に行ったのは、渋谷のbunkamuraで開催中のボストン美術館所蔵「僕たちの国芳 わたしたちの国貞」です。
先にヒカリエでランチをいただき、巡回バスに乗りいざbunkamuraへ。
もちろん超方向音痴なので、ナビをポピンズさんにお願いしてでしたが。(∩_∩)ゞ
明治に海を渡ったボストン美術館の秘蔵品の中から選りすぐられた作品が並んでいます。そしていきなり出てきたコピーがポップ!
たとえば
物怪退治英雄譚=モンスターハンター&ヒーロー
三角関係世話物=トライアングル・オブ・ラブ
痛快機知娯楽絵=ザッツ・エンターテインメントなどなど・・
国芳の武者絵は史実をより身近に楽しく感じられるように、また無駄書きに見られる漫画チックな素描などいきいきと躍動感のある絵でした。
浮世絵に動きを感じたことがあまりなかったので、正直感激でした。
国貞はエレガントな美人画が多く、おしゃれで当時の装飾品や着物の柄に江戸を感じました。
3月19日~4月18日まで一部写真撮影が可能となっています。
上のライトが映り込むためうまく撮れなかったのですが、一部載せます。(^^;
続いて出光美術館に行きました。
今回は開館50周年ということで出光所蔵の国宝・重文を一気に公開です。
先に観た浮世絵とは違い重厚な絵が並びます。
修復を終えたばかりの絵、四季折々の絵、花鳥風月の静かでそれでいてそこにメッセージ性を感じます。
中でも伴大納言の絵巻物は初めて観た作品でした。
wikに載っていましたが、日本の国宝『源氏物語絵巻』、『信貴山縁起絵巻』、『鳥獣人物戯画』と並んで四大絵巻物と称されるものだったのですね。
ほんとに今まで何を学んできたのか?と思うくらい知らなかったものが多すぎです。(^_^;)
全体の作品の中では展示最後の方で観た、「地蔵菩薩独尊来迎図」の菩薩のお顔がなんとも優しく癒やしてくれました。
今回の出光の展示は3部作になっていて、最初が「やまと絵の四季」、次が「水墨の壮美」、最後が「江戸絵画の華やぎ」と組まれています。
学芸員さんの熱意を感じる展示に毎回感心する展示です。
今回のやまと絵の四季は5/8までです。
美術館鑑賞は古の息吹を感じる幸せな時間ですね。
拝観後出光美術館でお茶を飲みながら、まったりとポピンズさんとお話をして、「まるくなったね」と言われました。(; ̄ー ̄A アセアセ・・・
病気になって、人の優しさを改めて感じたからかもしれないです。
いつもチケットをくださる後輩のCさん、ありがとうございました。
そして東京生まれのくせに東京が解らない下町育ちの私のナビをしてくれたポピンズさん、ありがとうございました。
これから超多忙な日が始まるのですが、時間ができたらまたご一緒してくださいね。
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