出光美術館~東洋・日本 陶磁の至宝
前の記事からひと月近く経ってしまいました。
久々の更新です。(^^;
先週の金曜日、仕事帰りに出光美術館で開催中の「東洋・日本 陶磁の至宝」を観てきました。
今回は会館50周年記念の展示で、出光美術館にある選りすぐりの作品の結集です。
出光佐三が集めた展示品の数々は、悠久の時を経ているにもかかわらず美しさを放ち、その存在感を示していました。
こんなにすばらしい作品を一堂に会して観ることができるなんて、ほんとに幸せだなぁと思いました。
今回はすべて陶器で、気のせいかいつもよりも熱心に観ている人が多かったように感じられました。
個人的には中国の清の時代に作られた「桃花紅暗花団龍文太白尊」の色が美しくて、今なら辰砂の深紅が近いのかなと思いながら見とれてしまいました。
また以前も観てきた尾形乾山、野々村仁清の作品をまた観ることもでき、再びその斬新さや美しさにみとれてしまいました。
以前は仁清の美しさだけに目をとらわれていたのですが、乾山の色絵椿文輪花向付に観られるような斬新さも、この時代にこの感性というのはほんとにすばらしいなあと思いました。
丁寧に作る。
せっかちですぐに作品を作りたがる私にはとても大変なことだけど、とても大事なことなのだと反省して帰ってきました。
いつもチケットを送ってくださるCさん。
ほんとにありがとうございました。
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